母親のうつ病が子供の問題行動の原因となる
2005年 02月 16日
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今回は、鬱病にかんする記事があったので紹介する。
ここでは、原因は分からないが、調査の結果、母親の鬱病の発症率が
子供の問題行動を助長させているというものだ。
これは、あくまでも調査したらそうだった、でもどうしてかは分からない。という報告だ。実際のところ、現在の医療や科学などは、ほとんどがこうしたレベルではないだろうか?まぁ〜わたしの行っているカイロもまだまだ科学では証明できない部分がたくさんある。しかし、科学で証明することだけが真実ではないと思う。それは、いずれは科学で証明できることもあるかもしれないが。
さて、話が少々ずれてしまったが、この記事を論文を読んで、私なりに思ったことは、母親が鬱病のために子供が問題行動を起こすのではないと思う。
母親は強い、いや女性は強い。男よりも本来ずっとずっと、強い心を持っている。
だからこそ、女性、とくに母親になった女性は子供を守るために本能的にさらに強くなろうとする。この強くなろうとする行動が、潜在意識の中で、もっともっと強くならなくてはいけないと脅迫観念、あるいは責任感を自分に押しつけているのではないだろうか?それが、本来の自分と違うということを疑わない。その結果、潜在意識の中に感情的ストレスが溜まっていく。それが自分自身のエネルギーを遮断し、ひいては鬱病へ移行する。このネガティブなエネルギーは母親の母乳を通して、あるいは常に近くにいる子供へ影響する。その母親のエネルギーを受け取った子供が、バランスを崩す。こういった図式が成立するのではなかろうか?だから、母親の感情的ストレスを治療すると、子供は自然と治るのである。
そんなわけがない。とまた現代医学、あるいは科学はこれを否定するだろう。しかし、このタイトルが示すように事実は成立している。結果は原因があって、経過があり成立する。だから、これを否定するだけの力もなければ、肯定するだけの力もないのだ。せいぜい科学とはこのレベルなのだ。しかし、現代人のわれわれは、すべて目に見えて、形となり結果を科学で証明しなければ信じない。これはどうしたものだろうか?真実をついた言葉は、人を目覚めさせる。けれど、目覚めさせられるのがいやなひともいる。ほとんどの人がそうだ。眠っている方がいいのだ。なぜなら、楽だからでる。
一昔前の人が、いまは当たり前に使用している携帯電話をみたらどう思うであるか?これは神の仕業だ。離れている人同士が話をしてコミュニケーションをとっているのはなぜだとね。そう、そんな昔には電波という概念がなかったからだ。でも、いまはそれが常識だ。でも、実際は電波は目に見えるものではない。しかし、いまの人たちは皆知っている。それは、事実が結果を証明しているからである。そして、実際自分が使用していることによりそれを確信しているではないか。じゃーなぜ、人の「エネルギー」あるいは東洋医学で言うのなら「氣」が情報を伝達し、形を形成しているということを否定できようか?いや、できない。だから、こうした感情ストレスの解放治療を受けられた患者は、それが自分へ影響し、ひいては子供へ影響していたことを知る。
とまぁ〜時代は変化していくのである。これからの未来の医療は、ますます波動という概念やエネルギーという概念に的が絞られていくことは間違いない。
こんな言葉を紹介しよう。
「将来の医者は薬を使わず、患者の骨格構造、栄養、そして病気の原因や予防法に目を向けて治療するだろう」 トーマス・エジソ
母親のうつ病を治療することによって子供の行動を改善できる可能性
Miranda Hitti
WebMD Medical News
Reviewed by Brunilda Nazario, MD
【2月7日】新しい試験によれば、母親のうつ病が子供の問題行動の原因となっている可能性があるという。
うつ病の母親をもつ子供では、5-7歳時に反社会的行動がみられる割合が有意に高いという報告が『Archives of General Psychiatry』2月号に掲載されている。それだけで母親がうつ病の治療を求める大きな理由となると研究者であるロンドン大学キングスカレッジのJulia Kim-Cohen, PhDらは述べる。
うつ病は、年間で米国の成人1900万人が罹患する一般的な疾患である。女性は男性よりも約2倍うつ病になりやすく、母親になってから罹患することも少なくない。
効果的なうつ病の治療法がある。本試験の知見から判断すると、うつ病の支援を求めた母親は単に自分自身の生活が改善するだけではないものとみられ、子供の行動に良い影響もある可能性がある。
「一部のうつ病の母親では、効果的なうつ病治療によって、子供に対する二次的利益が得られると思われる」研究者らは記述している。
うつ病の家族の調査がまとまる
何が子供の問題行動の原因となるかは一概には言えない。研究者らは、うつ病の母親をもつ子供にしばしば問題行動がみられることを認識しているが、その理由は判っていなかった。
うつ病によって母親の気力が減退し、子育てが困難になるためだろうか?あるいは、うつ病の母親にも反社会的な性格特性がみられ、これが子供の行動に影響を及ぼすためだろうか?うつ病の母親から反社会的行動にかかわる遺伝的障害を受け継いだのであろうか?
これらは本試験で探求された理論の一部である。1,100組以上の英国の双生児とその母親からデータが得られた。
母親は試験開始時に約33歳であり、これまでにうつ病にかかったことがあるかどうかと、子供の行動についての質問に回答した。子供の行動についての別の意見を得るため、子供の教師とも面接した。
大部分の母親(728例)はこれまでにうつ病にかかったことがないと回答した。これ以外の母親に、うつ病発症時期を質問した。68例は、双生児の出生前にのみうつ病にかかっていた。193例では、双生児の出生後にはじめてうつ病にかかった。別の124例は双生児の出生前と出生後の両時期にうつ病にかかっていた。
また母親に自分自身および双生児の実の父親の行動について質問した。質問内容は、無関心、責任感の欠如、不法行為、衝動性、攻撃性、嘘をつく等の反社会的特性に関するものであった。
遺伝は一因であるか?
子供の反社会的行動には、嘘をつく、ののしる、盗む、他人を身体的に攻撃する、短気な性格等があった。母親が子供が5歳になるまでにうつ病にかかった場合、7歳時にこのような行動がみられる割合が有意に高かった。
双生児の出生後にうつ病にかかった場合のみ、この関連が有意であった。母親のうつ病が双生児の出生以前に完治した場合、子供の行動に対する影響は認められなかった。
母親がうつ病で、反社会的行動の徴候も認められたときに最悪の影響が認められた。母親のうつ病の期間が長いほど、子供に反社会的行動がみられる割合が高かった。子供の遺伝子だけではこの関連を完全に説明できないと研究者らは述べる。研究者らは、父親のうつ病歴を知ることができなかったが、両親の遺伝子で母親のうつ病と子供の反社会的動との関連を説明できたのは約3分の1にすぎないと推定している。
うつ病および反社会的特性を有する女性にはさらなる支援が必要であるかもしれないと研究者らは述べ、子供の行動障害を治療する医師が子供の母親のうつ病および反社会的行動の既往歴を検査することを求め、家族全体を対象とした解決策を計画する可能性を指摘している。
Kim-Cohen, J., Archives of General Psychiatry, Feb. 2005; vol 62: pp 173-181. National Institute of Mental Health, "Depression." News release, JAMA/Archives.
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by ha_art
| 2005-02-16 01:17
| Medical News