アレルギー治療に有望物質 受容体を標的に、京都大
2005年 04月 05日
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あなたに良きことがなだれの如く起きます^^ 合掌
根本解決は出来ないだろうが、アレルギーの頓服として
今後の期待が大きいですな!
記事:共同通信社
提供:共同通信社
【2005年4月4日】
細胞内で情報伝達をする生理活性物質の受容体のうち、特定の1つが花粉症などのアレルギー反応の鍵を握っていることを成宮周(なるみや・しゅう)京都大教授(薬理学)らが突き止め、米科学誌ネイチャー・イムノロジー(電子版)に4日、発表した。
現在治療に使われている抗ヒスタミン剤は事前の服用が必要だが、この受容体に結合する化学物質を投与すると、アレルギーの原因となる物質(抗原)が体内に入った後でも効果があり、治療薬開発につなげたいという。
生理活性物質は「プロスタグランジン」で、成宮教授らはこれと結合する特定の受容体に注目。この受容体が欠損したマウスをつくり、ぜんそくの抗原を与えると通常のマウスに比べ炎症がひどかった。
普通のマウスに、プロスタグランジンと似た分子構造でこの受容体とだけ結合する化学物質を最も効果的に投与すると、炎症を起こす細胞数は3分の1に減った。結合によってアレルギーが起きる過程が遮断されるためらしい。対症治療に使われているステロイドの1000分の1以下の量で済むという。
成宮教授は「ヒトへの応用には安全性確認が必要だが、副作用の少ない薬が期待できる」と話している。
by ha_art
| 2005-04-05 17:31
| Medical News