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by ha_art
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カテゴリ:保険と実費( 6 )

ちょっと、医療費や価値観について、おもしろい事が書いてあったので
トラックバックさせて頂きました。

医療費って‥

価値観の違いはあなどれない


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by ha_art | 2005-10-10 23:33 | 保険と実費
ここで、もう一つ、我々が行っているカイロプラクティックも日本では、法律もなく資格整備もされていないために、未だに無秩序な玉石混合のカイロプラクティック(正規のカイロプラクターとそうでないカイロプラクター:詳しくはJACホームページへ)が自由診療で行われています。正確に言うと、自由診療とはいえないので、実費治療とでも言うんでしょうか。

面白いことに、ここでも日本人特有の価値観があるということに最近気が付きました。カイロプラクティックに限らず、その他代替医療、あるいは広い目で見ると、すべての業種で、実はある一定の基準が引かれているということです。同じもの同じ値段(価値)が好きなんですね。
Vol.1からずっと議論の的となっているのは、日本人のものをみる価値観(ここでは、医療費についての前提ですが)についてなのです。

では、日本人特有の価値観とはなんなのでしょうか?それは、「右へ倣え」あるいは「長いものには巻かれろ」的価値観というのでしょうか?もともと、日本人特有の文化だったのでしょう。あまり目立たずに、他人と同じようにひっそりと。これは、他者に対する日本人の美徳だったのかもしれません。
それが治療費にもよく反映されているということです。例えば、カイロプラクティックを例にとって見ましょう。大体の相場は、1回の治療費が3000円~5000円といったところでしょう。もちろん、ピンキリはありますが、みなさん、この平均的価値観のなかで治療費を設定しているわけです。もちろん、商売である以上、いい物をより安く提供することがお客さまに対していいのかもしれませんが、ここに落とし穴があるのです。そう、技術料がここには含まれていません。技術者が違えば、当然、各々の技術や結果が違ってくるのです。これは、最初から議論となっている、医師に対しても同じことが言えます。
モノの価値観が、トータル的に評価されるのではなく、あくまでも「モノ」なのです。アイスが100円、ジュースが120円、ビールだったら190円といったように。ものならまだしも、どうも日本人には、技術料やサービス料に対する価値観が薄い。なかには、技術料もサービス料もコミコミの文化だから、そんなの議論すること自体がナンセンスという人もいるかもしれない。

こうした文化的背景から差が出にくくなっているのではないかと思います。本来、実費治療であれば、もっともっと治療費にバラツキがあっても言いと思います。1000円の治療費の人もいれば10万の治療費の人がいてもいいわけです。そしてそれを判断するのはみなさんです。技術のある人もない人も一様に、同じ値段で設定していては、本来のいいものが分かりにくくなるだけでなく、悪いものですら通用してしまい、いいものの価値観を損ねてしまう可能性があるともいます。やはり、値段と言うのはある種の、一番分かりやすい価値基準だと思います。

例えば、エ○メスのトートバックが無名ブランドのトートバックと形も色も似通っているものが同じか?と言われれば一目瞭然で違いがあるわけです。でも、パッと見は同じであるため、違いが分からないかもしれませんが、そこには、素材も技術も当然違いがあるわけで、使っている本人にしかその価値の違いは分かりません。もし、この無名ブランドのトートバックがエ○メスのバッタモノで、これは本物のエ○メスだとして買ってしまったら、これは悲劇です。本物だとおもって買った人は、「あぁ~エ○メスのバックなんて所詮この程度のものなのか・・・」と誤解を受けることになりかねません。これでは、エ○メスにとってもバッタモノをつかまされたものにとっても、大きな損失です。

また、もう一つの問題点は、こうした文化背景では、なかなか技術の向上が望めないとうのもあります。例えば、チップ制度。もし、仮にモノの価値が同じであるなら、目に見えないサービス・技術に対しての価値として、チップが発生すれば、トータル的価値観が変わる。こうなってくると、より競争力は高まり、よりよいものを提供しようと技術力が高まる。でも、これも当たり前の制度となってしまうと、全く意味がなくなってしまう。今の米国はほとんど当たり前の制度なってしまっているため、本来のサービス精神とはかけ離れている。サービスが悪くても、チップを支払わなければならない。これでは、本来のチップの意味がなくなってしまう。

これまで、いろいろな見方で、モノの価値(ここでは特に医療)について語ってきたが、本当にどれがいい悪いと言う問題ではない。文化や政治、宗教、国民性などいろいろな事が実際は、価値というものを決めているからだ。だけど、これからの時代は、人任せ、世間体、一般的価値観の物事を決めるのではなく、一人ひとりが、自分のための価値をもち、それを見極めるための勉強をどんどんしていって欲しいと思うのです。そうすれば、自然と価値のないものは淘汰していきます。そして、真の価値と言うものをもう一度考えてみる機会になればいいと思います。それには、パラダイムシフトが必要なのです。常識を疑ってみることも大切です。実は最近、科学が進歩することで、いままで常識とされていたとこが、どんどん暴露され間違っていたと言うことが増えてきています。それは同然のことと言えば当然なのですが。これは、医療に関しても同じです。なぜ、科学が進歩しているのに次から次へと病気が増えていくのでしょか?もう一度、本質を見直す時期が、他人任せではなく、一人ひとりが考える時期が来ています。




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by ha_art | 2005-10-04 16:27 | 保険と実費
さて、最後に自由診療の話になりますが、日本の医師の中で、完全自由診療を行っている医師はどれくらいいるでしょうか?恐らく、皆無に近い状態ではないかと思います。正確に調べたわけではないので本当のところは、分かりませんが。すいません。もし、誰か知っている人がいたら、メッセージ下さい。

しかし、アメリカでは、完全実費治療で診療を行っている医師がいると言うのだから驚きですね。ぼくがNYにいた頃、僕の友人のボーイフレンドにあたる人の、お父さんはNYでも指折りの、内科医である。このDr.は完全実費治療で診療を行っているにもかかわらず、何ヶ月も先の予約が既に埋まっていて、すぐに診察してもらえない。当然、保険を使っていないので、初診で何百ドル、あるいは何千ドルと支払う患者さんがいるというのが更に驚きだ。まぁ、当然、このDr.は回収があるからこそ、現実に営業していられる訳だ。では、実際にはどんな治療を行っているかというと、薬は一切使用せずに、生活改善の指導とサプリメントの処方を行っているらしい。これだけで、全米から、何ヶ月も予約をまち、診療を受ける患者が集まるのだからすごい。もちろん、権威ある有名な医師とうだけでなく、実際そこへ通っている患者さん達からは、薬も使っていないのに、すこぶる体調がよくなったとの評判であるから、彼らは当然の価値として、実費で治療費を支払うのであろう。

そんなの、超お金持ちのできることであって、一般人にはまったく関係ないといえば、関係のない話かもしれない。しかし、大富豪達がそこまでして、お金を支払うには、彼らにとっては、そうとうの価値があるからこそ、そのDr.に身を委ねるのであろう。お金持ちはただ単にお金持ちというわけではなく、本当の意味でお金の使い方をよく知っている人たちだと思う。そうした彼らは、本当に価値のあるものには惜しみなくお金を使うが、価値のないものには1円たりともお金は使わない。だからこそ、本物の価値を知っているのだと思う。
そうそう、もう一人、法外な実費治療をしているDr.がいましたね。Dr.BJです。彼の場合は、特殊すぎますが、法外な治療費を請求するには理由があり、支払う側にも理由がありますね。これは余談ですが・・・(笑)


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by ha_art | 2005-10-01 13:13 | 保険と実費
 次は、自由診療について少し考えてみる。その前に、自由診療と絡めて混合診療についても少し触れてみたいと思う。最近、ニュースでも話題となっているのが混合診療だ。混合診療とは、簡単に言うと保険が適応される範囲の治療費と、適応されない治療費を実費負担で支払うことだ。これに関しても、細かく議論すると沢山のメリット・デメリットがありそうだ。現段階でもめている問題の一例は、ある疾患に対しては保険が適応される薬が、ある疾患に対しては保険が適応されないケースだ。薬効成分から考えると明らかに有効なものがいくつかある。あるいは、海外では既に認可されている薬がまだ日本では認可されていないものなどがある。これを患者サイドからは、保険外でかまわないので使わせて欲しいということだ。しかし、この混合診療はまだ例外を除いて、認められていないため、一つの実費治療を取り入れたら、初診時にもどり、すべてを実費で支払わなくてはならないとなっているそうだ。この辺が、最近の議論の的ではなかろうか?ちなみに、日本医師会では様々な、理由で混合診療に対しては、断固反対している。
興味のある方は日本医師会のホームページをご覧下さい。

 ぼくの意見を一言入れるとすれば、保険適応外の治療を一部取り入れただけで、すべての治療費を実費で払えと言うほうが、明らかに公平性を阻害しているように思う。仮に、お金のない人でも、より可能性のあるいい医療を受けたいと思ったら、できる範囲で、実費治療取り入れて、その他の部分は保険で従来どおりにと望むことは、お金の有り無しだけの問題ではないと思います。


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by ha_art | 2005-09-26 16:22 | 保険と実費
 僕は2年ほどNYへ留学した経験があるが、アメリカでは日本のように国民保険や社会保険や基本的には存在しない。となると当然、個人で民間の保険会社に加入しなければならない。アメリカの保険制度を詳しく述べるとかなり複雑なのでここでは、省略するが、簡単に言うと、高額ないい保険に入っている人は、いい医療が受けられて、安い保険に加入している人は、自分の好きな病院を選択することすら出来ない。

 ちなみに、歯科は基本的には実費である。また、歯科専用の保険や、いい保険に入っている人は、メディカルとデンティストの両方が使える保険もある。ちなみに、アメリカではカイロプラクティックも医療保険が適応されるので、保険治療ができるが、これも保険の種類によって、受けられるものと受けられないものがある。要するに、お金のある人は、いい保険に加入し、いい医療が受けられて、安い保険に加入している人は最低限の治療しか受けられないのである。しかし、これもまだ保険に加入できるだけ幸せである。
なかには、貧しい人たちは保険に加入できない人たちのいるのが現状である。もちろん、生活保護を受けている人たちは、国の保証させた保険があるが、最低限のものであることは言うまでもない。

 そんな、ぼくも最初の一年間は加入していたが、あとの一年は保険に入っていなかった…。今考えると何もなくて良かったと思うが、無謀である。しかし、こうなると保険がないから病気などしていられないという気が強くなり、案外病気にならないし、極力気をつけるものである。これがいつでも何処でも、治療が受けられるとなると、生活にだらけが生じてくる。結局、病気は自分自身で作っているものなのである。だから、だれでも何でもかんでも病院へ行って、すぐに治療が受けられる現在の日本にシステムはいかがなものかと疑問に思うことも多い。

 実際、現在の医療費が高等している理由も、こうしたところにあるのではないでしょうか?また、高齢社会に突入し、ますます、病院へ通う、お年寄りが増えている。なにも、病院へ行くなとは言わないが、病院は老人ホームの座談会ではないので、毎日通う必要もないし、医師から無駄な大量の薬をもらう必要は何処にもない。こうした、無駄が医療費を圧迫している。
ではどうすべきか?自民党の構造改革で、医療費削減も目指しているようだか、診療報酬や薬価代を下げたところで、潜在的な医療を受ける人たちが減らなければ全くの無駄である。どうしたら、病院へ通う人たちが減るか、どうすれば安くて価値のある治療ができるかを考えなくてはならないが、根本的に考えるべき事が的はずれなことをしている。

 実は、ここに目をつけるべきは、保険会社なのだ。現行の保険制度では無理だろうが、もし日本も米国のような制度になったら、国よりもまず、保険会社が動き出す。
なぜなら、保険会社からすれば、保険会社が負担する分をいかに減らすか、どうすれば患者さんが病院へ通わなくなるかを研究するからだ。それには、予防が一番と言うことで、カイロプラクティックが注目されていた。がしかし、最近では、保険をいいことに通いすぎるということで、はやり保険会社がいろいろとクレームを出し始めているのが現状のようである。
丁度、ぼくがいたここ数年で、検査の客観的データーがなければ、支払いを拒否するなどと言い出してきていた。いままでの、検査は主観的でそれでは、診断上の客観性が得られないなどといっていた。そのせいで、結局は高価な検査を導入しなければならなくて、検査料があがるという何とも矛盾した自体が生じているのも事実である。保険会社からすれば、それで患者さんが通いにくくなれば支払いが下がるという目論見だろう。


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by ha_art | 2005-09-24 23:58 | 保険と実費
Nikkeibp.jp-健康のニューストピックより
“いのち“も制度によっては金次第 いい病院ほど値段が高い?

何かを「買う」というのは、きわめてよくあることです。映画のチケットを買う、化粧品を買う、高額なものでは自動車を買う、家を買う――。しかし、医療の場合、実は医療費の支出は家計にとって大きなものであるにもかかわらず、「買う」という感覚がある人は少ないと思います。
 これは、正確に言うと、病院や薬局で提供されるサービスや薬剤、情報などを「買う」という行いととらえているかどうかを聞いているのですが、そう思っている人は少ないということです。では、なぜ医療では、「買う」という感覚を持ちにくいのでしょうか?
 例えば、何かを「買う」ときには、値段を考えます。買うものの価値と値段を秤にかけて、価値が大きいと思えば「買う」し、小さいと思えば「買わない」ことになります。そして、この決定は、その人のもっているお金の量によっても影響されます。お金持ちならば、多くのものを「買う」し、そうでなければ「買わない」ことがあります。 …more


今回は、この上記の記事を読んで思ったことを書こうと思う。
書いていたら、だらだらと長ったらしい文章になってしまったので
いくつかに分けて書いていこうと思う。

 確かに、日本人は、医療(技術やサービス)を買うという意識は少ないと思う。確かに、生命を天秤にかけることは難しい。しかし、それを提供する側にもレベルや技術の違いはある。それなのに、一律の金額を支払うのはおかしい。いい物には、それなりの価値の値段を支払うべきではないだろうか?当然、悪い物にはそれなりの値段しかつかない。それは、提供する側が決めることではなく、カスタマーが批評することで、値段が付いていくのだと思う。

 では、これを医療に置き換えてみるとどうなるのか?当然、技術を持った先生にはそれなりの価値のある報酬を支払うべきで、いい加減な治療を提供している先生には、低い価値の報酬が妥当である。しかし、現在の日本の医療保険の制度では、いい先生の治療だから高くて、悪い先生の治療だから安いという方程式は成り立たない。なぜなら、保険点数制度で、だれが診療しても、診療内容によって、点数が変化するだけなので、そこに個人的な技術料の上乗せはないのである。これでは、腕のいい先生が治療したのと、いい加減な先生が治療したのでは、支払われる報酬に差が出ない。これは、なにを意味するかというと、医療全体の技術の底上げにならないということである。
広く、浅く、適当な医療のサービスしか提供できないのである。

 私の知り合いの、天才肛門外科の先生(全国からこの先生の治療を受けるために患者さんがきます)が、昔、同じようなことを仰っていました。「なぜ私の手術と医大を卒業したての医師の手術の値段が同じなのか?私はこの道何十年と経験と技術を研鑽し患者様から信用を得てきた、それなのに、新卒医師と値段が一緒では、経営的にやってはいけないし、ベテランの技術者に還元されない現在の医療システムは技術を発展させない」と。

 これより、もっと深刻な状況にあるのが、歯科医療ではないだろうか?保険診療での治療には限界があり、歯科は特に、個人の技術の差がでる分野であることは、皆さんも経験済みであろう。この保険診療、いい面は、やはり誰もがそこそこの治療を安価で受けられることだ。しかし、提供する側からすれば、当然、いい材料を使い、いい技術を駆使して、最高の治療を施したいと思うであろう。
 でも、いい材料を選択し、いい技術を提供すると、保険が適応されないのが普通である。だから、しかたなしに、安い材料で、そこそこの治療しか提供できず、当然いい治療には時間をかけなければならないが、一人の患者に、安価な治療を時間をかけて治療することなど、経営的に当然無理な話である。
だから、適当なそこそこの治療で数を診るしか生計を立てられないのである。日本の歯科技術が欧米とくらべて低いと言われるのは、抜本的には、教育の低さではなく、こうした保険診療が足を引っ張っているのではないかと僕は思う。日本人の手先の器用さを比較したら本来負けるはずがないのである。


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by ha_art | 2005-09-24 00:50 | 保険と実費