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my patient drew my portrait for me!


by ha_art
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おぉ〜懐かしのメンデルの法則!!

おもわず、懐かしくて微笑ましい名前の法則。
そう、恐らく誰もが理科の授業で聞いたことあるやつです。
メンデルの法則、エンドウ豆の丸い豆とシワのまめが出来るやつで
劣勢・劣勢だとシワになるってやつだ。
でも、教科書ではこの劣勢x劣勢は劣勢ってならっただけで
なんでか今までよく分かっていなかった。

それがなんと!!

遺伝子の発現を制御する部分に炭化水素の一種が取り付いて「メチル化」と呼ばれる化学変化が起き、遺伝子の発現を押さえ込んでいることがわかったようです。
すごいですね、化学変化なんですって!!

どうぞ、みなさんもこの名前で、懐かしい気分を味わって下さい。
って、こんな名前で学生時代を思い出すのはマニアックですかねぇ(>_<)


劣性遺伝子押さえ込む メンデルの法則仕組み解明

記事:共同通信社
提供:共同通信社

 遺伝に関する「メンデルの法則」で、植物が「両親」からそれぞれ受け継いだ性質のうち優勢な一方だけ表れる「優性の法則」の原因の1つを、奈良先端科学技術大学院大の高山誠司(たかやま・せいじ)教授(細胞間情報学)と東北大などのグループが見つけた。

 劣勢な遺伝子が化学変化して働かなくなり、優勢な遺伝子だけが発現する仕組みで、米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に30日、発表した。

 高山教授らは、カブの仲間の植物で、自分の花粉を受精しないよう見分ける目印となる遺伝子を調べた。すると劣勢な遺伝子で、遺伝子の発現を制御する部分に炭化水素の一種が取り付いて「メチル化」と呼ばれる化学変化が起き、遺伝子の発現を押さえ込んでいた。

 優性の法則に関し、これまで一方の遺伝子が壊れているため、もう一方の遺伝子が発現する場合が知られていた。

 高山教授は「今回の仕組みが、優性の法則でどれだけ一般的かを調べたい」と話している。



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by ha_art | 2006-02-02 00:58 | Medical News