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あなたに良きことがなだれの如く起きます^^ 合掌
今日は下記のようにリクエストがあったので、僕なりの視点で肩こりを斬ります。
リクエスト:
私は肉体労働というか、介護の仕事に関わってるんですけど、とにかく肩がだるいだるい(ToT)/~~~
たま〜に人に揉んでもらうんだけど、それがまた吐き気がするほど痛い"/(;-_-)
肩こりが楽になる方法と肩こりがひどくなるとどんな症状が起こるのかなど、身近に知ってほしいことを教えてください。
よろしくお願いします。
さて、肩こりについて色々な視点から、肩こりについて話していこう。
肩こりは、実際の臨床現場でも非常に多い症状の一つです。
一番多いのは、腰痛。その次に多いのが肩こり。
しかし、潜在的に一番多いのは、肩こりじゃないのかなぁ?と個人的には思いますが。
腰痛は、痛くなると動けないし、肩こりより行動に制限されることが多いけど、
肩こりは、軽いものなら、みな我慢しているか、気にしていない。
だから、訴えは少ないけど、実際は一番多いと思います。
では、この肩こりとは、なんなのでしょうか?
人それぞれ、感じ方も違うでしょうし、場所も違うと思います。
一般的に、日本でいわれている肩こりとは、首周囲の筋肉の疲労感といえば分かりやすいと思います。よく、アメリカ人は、肩こりにならないと言われていますが、実際は、結構、肩こりですよ、みなさん。
では、なんで?それは、言葉の違いによる認識の違いなんですね。
英語では、肩とはshoulderで肩関節そのものを意味します。だから実際には、日本で言われている肩こりの範囲は首凝りなんですね。知ってました?
解剖学的にも、首から肩にかけての部位は首なんですね。だから、アメリカへ行って、カイロやマッサージを受けるときは、「neck stiffness or neck tight」などといいましょう。
次に、なぜ肩は凝るのでしょうか?凝ると言う言葉も、非常にあいまいなのですが、
もう少し、臨床的にいうと、疲労ですね。
ようするに、首周囲の筋肉が疲労してしまう状態を肩こりと言うのでしょう。
頭は、結構重いものなんです。5~7Kg位はありますね。
それを、人は首だけで支えているのです。考えてみれば非常に不安定ですよね。
想像してみてください、ボーリング球を手のひらにおいて支えてみてください。重いですよね。
疲れますよね。ましてや、手を伸ばせば伸ばすほど、球が重く感じ、持てません。
これは、梃子の支点が変わるために、ボールの重さは変化しなくても、かかる負担は大きいのです。首と頭もこれとまったく同じことが言えるのです。姿勢よく、まっすぐ立っている、あるいは座っている分には、背骨の上にバランスよく頭がのっかっているので、さほど疲れないのですが、頭が前傾になったり、バランスが悪い状態で支えていると、ボーリングの球を手を伸ばして、支えているのと同じなんですね。そしたら、疲れますよね。
そう、これが、姿勢が大切ですよ、バランスが大切ですよと言われる所以である。
現代社会は、とかく頭を前傾にしてすごす時間が多い。デスクワーク、コンピュータ、悩みで頭をたれるなどなど・・・
しか〜し、これが原因で、肩こりが起きているわけではないんですね〜!筋が疲労することは、誰でもある。もちろん、筋肉の付き方、あるいは運動量によって、疲労を感じる耐久性は、人それぞれである。だから、早く疲れてしまう人もいれば、なかなか疲れない人もいる。では、なにが問題か??
そもそも、人は一晩寝れば、大抵の問題は、寝ている間に修復されているのだ!!
そして、睡眠と一番、密接に関連しているのがホルモンだ。寝ている間に、成長ホルモンによって、ガンガン修復されていく。ここで、修復されている人は、次の日に疲れを残さないのである。
要するに、毎日毎日、しっかり宿題をこなして、次の日には宿題を済ませている状態なのだ。
こうなると、学校へ行くのが楽しくなる。これと同じで、次の日、起きてすっきりして、エネルギーが満ち溢れている状態だと体調がすこぶる良いということになる。
ここがキーポイントですね!!
寝て、起きて、スッキリ回復している人とそうでない人がいる。
そうでない人、要するに回復できずに、翌日まで宿題を持ち越した人。
されらに、この繰り返しの生活を送った人、これが慢性化する肩こりの悪循環です。
では、なぜ後者は、回復できずに、翌日まで疲労を持ちこしてしまったのか?
ここを考えなければ、意味がないのです。
まず、人間の身体は、神経によってコントロールされている。
正確に言うと、脳からの電気信号の情報を、神経系を介して各臓器、筋肉に命令を出している。要するに、筋肉に命令を出して動かすためには、神経の電気がしっかり筋肉に伝わらなくては、機能することができない。
分かりやすく説明すると、人間の身体を単純に家の構造と置き換える。家のフレームが人間の骨格、そして各臓器や筋肉を便利な電気機器、そして、家の中を配線している電線が神経と置き換えてみる。
たとえば、玄関の照明をつけるには、まず、ブレーカーのスイッチが落ちていないことが前提となる。そして、照明につながる配線が正常である、そして照明をつけるスイッチが正常である、最後に照明の電球が切れていないことが必要だ。
照明の電気をつけるまでにここまでの過程が必要なことは理解できますか?
これと同じことが、人間の身体でも起きている。脳から命令が出る、それを脊髄を通して神経系に命令が出される、運動神経が筋肉に命令をだす、筋に到達した情報が、筋線維を収縮させる。
とまぁ、極々、簡単に関連させると、次のようになる。
ブレーカー=脳
配線=神経
電球=筋
つぎに、照明の電気がつかない理由を考えてみる。
すると、電気がつかない状態には、3つ考えられる。
1つ目は、電球自体が壊れている=筋の損傷、電気が切れそう=筋疲労
2つ目は、配線が切れている、あるいは漏電している=神経がうまく働いていない
3つ目は、ブレーカーのスイッチが落ちている=脳からの命令が発せられない
たいていの場合は、2番目の原因によって、神経の伝達がうまく伝わらないために、筋肉が機能していない状態が、急性的な問題である。外傷、いわゆる怪我を除けば、ほとんどがここに問題がある。この状態を放置していると慢性的な肩こりに移行する。
そして、ジョーカーのような存在がストレスなのだ!!人間の身体に、ストレスが加わると、脳のブレーカーをパチンを落としてしまう。そうなると、電球を新しい物に変えようが、配線を取り替えようが、大元の電源が落ちているのだから、電気はつかない。そう、筋肉が機能しない状態が起きてしまう。これが首が回らない状態です。腰なども同じで、ギックリ腰になってしまうのです。
ようやく、先ほどの、宿題をためない人の話に戻ることができる。
要するに、普段から神経のお手入れをしている人が、宿題をこつこつ片づけている人です。そられの方法はいくつかありますが、単純に普段から、運動をする、ストレッチをする、規則正しい生活を送る、バランスのとれた食事をとる、睡眠時間をしっかりとる、ことです。それでも、バランスが崩れかけたら、痛みが出る前にカイロプラクティックケアにより、神経のバランスを整える。この神経のバランスを整える治療が、僕が専門に行っているアクティベーター治療です。
もうわかりますね、普段から不規則で、まともな栄養もとらずに、悪い姿勢を繰り返していたらどうなるか!!そして、ストレスを潜在意識の中にどんどんため込んだら・・・
そして、慢性的な問題がある人は、すでに、心の中に潜在的な感情ストレスがある状態なので、これを解放しないといけません。これは、いろいろなことが、きっかけで原因に気づくこともありますが、なかなか自分自身では心のストレスは分かりません。
だからこそ、感情を解放する治療を受ける方が、早道なのです。
よくある話が、ほっといたらいつの間にか治ったって話。その前後には、必ず、複雑に絡んだ感情があるのですが、環境が変わったり、人と出会うことにより、知らず知らずのうちに、自分自身で原因に気づき解決していることがあります。こういう、人はラッキーなのですが、なかなかそう簡単にいかないのが潜在的な感情ストレスなのです。
ここで、これを最後まで読んでくれた皆さんは、いままでの現代医学の呪縛から解放されるのです。現代医学では構造が痛みの原因であるとまったく根拠のないことを、患者に説明して、闇雲に患者に恐怖とストレスを与えているので。逆のケースでは、検査では異常はありません。って、でも、患者は痛がっているじゃないか!!
この痛みには、必ず原因があるのです。それなのに、現代医学は、目に見える検査で異常がなければそれは、異常ではないと判断します。
いいですか?ヘルニアや構造学的異常は決して痛みの原因ではないということです。
ストレスが、大元の原因だと私が普段言っている理由はここにあるのです!!!
なんだか、締まりのない、だらだらした文章になってしまいましたが、分かりましたか?
なかなか、文章で伝えるのは難しいですが、もし、ここが分からない。
もっとこういうことを詳しく説明して欲しいなどありましたら言って下さいね。
コメントに対する追加(コメントでは長すぎて書けませんでした)
さっそく、コメント有難うございます。
なんだか、まとまりのない文で心苦しく思っていますが・・・。
そうそう、湿布に関する、間違いというか、注意点を述べたほうがよさそうですね。
湿布には、温湿布、冷湿布の2種類がありますが、基本的にはどちらでも効果はかわりません。本人の好き好きです。
そして、よく勘違いされているのが、冷湿布は冷やすもの、温湿布は温めるものお思いの方が多いようですが、湿布自体に冷やしたり温めたりする効果はありません。あれは、成分により、それぞれ、皮膚の温覚と冷覚が刺激され、冷たい、あるいは温かいと感じているだけです。
温度計で測っても熱くも、冷たくもないですよね。
ですから、実際に冷やしたり、温めたりする時は、氷やアイスパックあるいは、ホットパックを使用しなければなりません。
そして、湿布は、急性期における捻挫や外傷時に用いるのは、非常に効果的ですが、慢性的なものに使用しては逆効果です。なぜなら、消炎鎮痛剤は自律神経の交感神経を刺激し、抹消血管を収縮されるため、血の流れが悪くなってしまいます。ですから、急性期には、血流をストップさせることが必要ですが、慢性的な問題は、どんどん血流をまわす必要があるので、この矛盾がお分かりいただけると思います。
さてさて、睡眠の大切さに気付きましたね。
寝るという行為は、ヒーリングのもっとも簡単で、重要な要素なのです。
人間病気でくたばった時は、いやでも寝てますよね。
もちろん、趣味を持つことは、すばらしいことです。
しかし、趣味が、健康を害す、あるいは、睡眠を奪うようでは、すでに
趣味の領域を超えていると言うことです。それは、もう仕事になってるのです。
あと、どこかにも(確かPCRTセミナー報告のところ)書いたと思いますが、趣味や運動で、ストレスを発散させることは、一般に言われていることですが、実際には、趣味や運動では本当のストレスは解消されず、忘れるために、心の奥にしまいこんでしまう悪循環の作業をしているのです。
いやな、ストレスはその日のうちに、しっかり認識をして、それを認めてあげること、そしてそのイメージをし、息を吸いながら、自分の胸にトントンと軽い刺激をしてあげてください。そして、息をはくときも同様に、トントンと刺激をしてあげてくださ。これだけで、ほとんどの痛みや問題は解決されるはずです。
それでも、取りきれないものは、心の奥に、置き忘れたれた、深い感情なので、それを見つけ出せる、専門家に相談するのがよいでしょう。
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by ha_art
| 2005-03-22 13:06
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